“低火度釉(ていかどゆう)”
低火度釉(ていかどゆう)
摂氏1250℃〜1400℃辺りで本焼きする釉薬を、 高火度釉というのにたいして、これより一段低い温度で熔融する釉薬を、低火度釉といいます。
摂氏800度近辺で熔ける赤絵の“上絵の具”(うわえのぐ)も、この低火度釉に属します。
ついでに
“上絵の具”というのは、本焼きした釉面の上に彩画するので、こう呼ばれます。
これに対して、焼成まえの釉面に使用する絵の具は“本窯絵の具”などとよばれます。
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相玄窯の店『木洩れ日』
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