“フーヅケ”(風付け) |
“フーヅケ”は“風付け”で、ふうは“なり・様子”を意味しています。なになにの風をするとか、風を装うとかの風です。 柄ゴテで大まかに形を作った徳利に、このフーヅケで思った形を与えます。ある“風”を付けてやるわけです。
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左は徳利のための柄ゴテ。右はフーヅケです。フーヅケは木の小枝で作ります。手頃な太さの枝の、幹から分岐している部分の膨らみごと切り取ります。 そしてその膨らみを利用して、成形に使う出っ張りを作ります。小枝は上に反っている性質があるので、袋物の内側から形を作るのに都合が良いのです。 |
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