“見込み(みこみ)”
見込み(みこみ)
茶碗の“茶溜まり”から“腰”に立ち上がってゆく辺りまでの呼称です。
茶碗を上から見たときに、内部に広がりを感じられるかどうかに、最も関係のある部分で、“見込み”という呼称は感覚的にもぴったりです。
それゆえ、茶碗に限らず、底面に曲線をもつうつわの、その部分をも見込みというようになりました。“もの”を受け入れる、受け止める“器”にとって、最も大切な部分だからでしょう。
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相玄窯の店『木洩れ日』
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