高台(勾台)(こうだい) |
湯飲み飯碗など小物を作るときに、 ロクロに5〜6Kグラムほどの、粘土の塊を置き
これから一個ずつ水挽きして、出来たものをロクロを回転させたまま「切り糸」(「しっぴき」ともいう)で切り離します。
切り離すと器の底に切り糸の痕が“渦巻き状”に残ります。 この渦巻き状の底面をそのまま残した物が“糸底”です。
糸底の状態からカンナで、輪状に台を切り出したものがつまり高台です。
高台を糸底とよぶ人がいますが、これは間違いです。糸底を参照
粘土の紐で小さなドーナッツの様な形を作り“糸底”の状態に接着したものを“付け高台”といいます。古瀬戸の「灰釉平碗」に
見られます。
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