大切な“底(見こみ)”




うつわのプリミティブな“かたち”は手のひら。


手のひらのくぼみに何かを受ける、それを他の形に置き換えたものが“うつわ”でしょう。


“受ける気持ち”の表れた手のひらと、“拒む気持ち”の表れた掌を、想像してみてください。


視線を柔らかく受け止める“見こみ”は、料理をも柔かく受け止める。


だから、底の出来は重要です。


アマチュアの人たちが作るお皿などに多く見られる例は・・


    1・見こみの中心部分が凹んでしまっている。
    2・反対に見こみが盛り上がっている。
    3・見こみが不規則に上下している。


これは技術の問題ではないです。
心配りが足りないのと、無頓着との結果です
                           同じか(^^)


“丁寧に・・”
“丁寧に・・”
“丁寧に・・”


あと997回でも言いたい!“丁寧に・・”!


相玄窯の店『木洩れ日』Top page  □【窯場あれこれ・見出しへ】  □【前へ】 □【次へ】